①クオリティ（診療の質をみがく）
すまる在宅クリニックは，訪問診療の対象エリアを主に狛江市内に限定することで，地域に密着した医療を提供します．このため患者さん宅への移動時間を短くでき，診察の時間をしっかりと確保し診療の質を高めます．
患者さんの状態が急に変化した場合や，ご家族の事情で一時的に入院が必要な場合など，必要に応じて入院の手配も迅速に行います．入院施設としては，医療連携パートナーである幸野メディカルクリニック（世田谷区祖師谷）をはじめ，慈恵医大第三病院などの病院とも提携します．
患者さんにつねに最適な医療・ケアを提供するため，学会参加や地域の医療介護関係者との継続的な意見交換を行います．また大学病院での診療・教育・研究活動にも積極的に参画します．
②コミュニケーション（患者さんやご家族・ケアに携わる方々の思いをくみとる）
病院での「病気とたたかう医療」とは異なり，在宅医療は「生活・人生をささえる医療」の場です，そこでは，ただ医学的に正しいとされることを強いる事よりも，地域の生活者である患者さんご本人やご家族・ケアに携わる多くの方々の思いを，医療のちからでどう支えていくかが大切と考えています．
私たちはコミュニケーションを密にとれるよう，打ち解けやすい関わりにつとめ，皆さまの思いをくみ取り形にするお手伝いをしたいと考えています。
③コラボレーション（医療・介護・行政との協働を大切にする）
地域で生活する方を支えていくにあたり，医療のできることはごく一部と考えています．
私たちは近隣の医療機関と連携して患者さんの状態にあわせた適切な医療を提供するだけでなく，介護関係の方々や行政などの社会的な支援を行う方々とも密に連携をはかり，安心して自宅で暮らしていけるようなお手伝いをしていきます．
